ゆたぽんだお✨

雑魚の戯言を徒然なる儘に。

意地でも「いいね」をつけないポリシーの男。

この話はフィクションです。

 

いつものように、ツイッターを開く。あまり絡みのないユーザーのツイートを目にする。毎度のことなのだが、食べ物の写真が載せてある。めちゃくちゃ美味そう。食いてえなぁ。だが、俺は「いいね」を押さない。押したら負け。俺がこのページを見たことも悟られてしまう。そんなのいやだ。ケツの穴を見られるほうが、まだマシだ。俺はいつものように、華麗にスルーする。その日の夜も、いつものように、ツイッターを開く。またそいつの

 

 

無に帰りたい。

一刻も早く、無に帰りたい。そう思うようになったのはいつからだろう。もう、何もかもなくなりたい。言葉すら、もはやジャマなのだ。声もいらない。なにもかもいらない。いやいや、だから、いらないって言っているだろう。この文章も、いらないのだ。無用の長物になってしまう。そう思えば思うほど、この文章はどんどん伸びていく。どうすればやめられるだろうか。どこかにストップボタンはないのだろうか。いやだ、もうなにも考えたくないし、この文章もこれ以上伸ばしたくない。引っ張りたくない。どうすればいい?あ、そうだ!ひらめいたぞ。これでもう何も無くなるはず。神経を集中して…………………………………………あああああ!!!!ダメだ。「……」がどんどん増えていくだけ。もうどうすればいいの?コンプライアンスに触れることでも考えりゃいいのか?せーの、◯×◾️んこ△♡×◾️◾️◯×あああおあ!!!変な記号に隠される!!!ち◯×◾️◯だあぁあ!!!つづく!!!

地下アイドルの非日常な日常

私は、地下アイドルをしています。なぜ地下アイドルをしているのかと問われれば、別段理由などないのですが、まぁ子供の頃から承認欲求の塊だった、いや奴隷だったと言いましょうか、そのくせルックスはA◯Bにギリ落ちるか、もしくはその日身につけてるものがたまたまラッキーカラーだったら運良くギリ受かるかのスレスレライン、ってところでしょうか。それでたまたま滑り込み合格出来たところで私の人生に大きなサビが訪れるわけでもありますまい。せいぜい人気投票でギリ50位に食い込んで、「わーいやったー」とかなんとか喜んだフリをかまし、だけど全く目立つことなく大グループの50位女として一生を終えていた、そんなところでしょうか。

そんな人生も或いは良かったやもしれません。しかしながら、先ほども申しましたように、私には切っても切り離せない承認欲求というものがございます。

つづく。

夢を叶える

カリスマ性が欲しかった。だけどそんなの手に入るはずもなく、先天的なものだから、それを私は諦めるしかなかった。

…はずだったのだが最近、どうやらそれも違うかもしれないと思い直してきた。

なぜならめちゃくちゃポジティブな女の子と知り合ったからである。

その女の子とは、SNS上で知り合った。

頻繁にメッセージをくれた。幾度となく。こんな僕に。

そして今思い直して再び小さな闘志をメラメラと燃やし始めている。

人生この先どうなるかなんて分からないし、失敗する可能性の方が高いだろう。

だが賭けてみることにした。ダメでもともと、失う物など僕にはない。あるとして時間くらいだ。

だが、精一杯頑張った時間は無駄になることはないだろう。

ちなみにその女の子のことを、僕はブロックした。恋心を抱いてしまったからである。

 

つづく。

とある運命の話。

この話はフィクションです。

 

僕としては、やはり先日風俗で出会った子が気になった。何がそんなに引っかかったのかは自分でもよく分からないのだが兎にも角にも僕は寂しかった。その寂しさがMAXに達したタイミングで出会ったのがたまたまその子だったのだろう。

人によって考え方は十人十色、千差万別であるが、所謂運命とはそういったものであると僕は思う。もしもその時僕が違う子を指名していたら。まして、そこ以外の店を選んでいたなら。さらには気が変わって風俗に行くのをやめ個室ビデオに入っていたなら。そしたらそれまでだった訳で。

 

つづく。